【タ行】コインマジック用語集「タ~ト」で始まる言葉

コインマジック用語集タ行

ここではコインマジックにおけるタ行の用語を紹介します。

 

人名・奇術の作品名や書名などは扱わないものとしますが、ジャンル名となっているような古典的な奇術名については扱うものとします。

基本とは言えない技法についても、もれなく扱うと膨大な数となるので、筆者の主観にてある程度重要と思われる技法に絞って紹介します。

 

また、コインマジックだけでなく奇術全般に当てはまる専門用語は、カードマジックの項目に含めて記載します。

 

タで始まる言葉

ダブルフェイス・コイン

裏面と表面が異なる種類のコインになっているギミックコイン。

ダウンズ・パーム

コインの王様、ネルソン・ダウンズによって考案されたパーム。インビジブル・サムパームとも呼ばれる。

ターニケット・バニッシュ

単にターニケット(トゥルニケ)とも呼ばれる。指先に持ったコインをつまみあげる動作で消失させるバニッシュ技法。フレンチ・ドロップの別名。

 

チで始まる言葉

チェンジ・オーバー・パーム

手から手へコイン(あるいは他の物体)を渡す動作の中で、両手に他には何も持っていないように見せて、密かに隠したコインを手から手へ移動させてあらためるテクニック。

チャイニーズ・コイン

銀貨、銅貨に続く第3のコインとして良く使われるコイン。銅貨や銀貨とはっきり区別するために、東洋の穴あき古銭が使われることが多い。中国コインだけでなく、和同開珎のような日本の古銭であっても、マジック的にはチャイニーズコインの範疇に入れられる。

真鍮製コインが多いと見なされているためか、ブラスコイン(Brass Coin)といえばチャイニーズコインを指すことが多い。

銀貨・銅貨・チャイニーズコイン(ブラスコイン)の3種で構成された代表的なギミックコインは、CSBコイン(あるいはスリーコイントリック)と呼ばれる。

 

ツで始まる言葉

ツイスト・チェンジ

カーティス・カムの技法。コインを両手の指先で交互につまみながら回転させているうちに、コインがいつのまにか変化する。

 

テで始まる言葉

ディープ・バック・クリップ

中指と薬指の裏側の指の付け根付近でコインを隠す技法。デビッド・ロスがこれを研究開発した手順を数多く発表している。

天海ドロップ

コインを右手人差し指と親指の間に平行に持った位置から、左手に落として消すバニッシュ技法。石田天海師の考案。基本的にドロップバニッシュと同じ。

天海パーム

元々はカードマジックのパームだが、コインマジックでも使われ、同じ名で呼ばれる。コインマジックでは、ジャンボコインなどの大型のコインを隠すときに使われる。

天海ピンチ

小指を薬指にかぶせる形で挟む技法。ゴッシュマンピンチと同じ。天海ピンチのほうが先だが、アルバート・ゴッシュマンが使って有名になったので、ゴッシュマン・ピンチとも呼ばれている。

天海ペニー・ムーブ

天海ペニーズという小品コインマジックであるが、マジック全体がひとつの技法となっている作品で、様々な作品に応用されている。

 

トで始まる言葉

ドクター・ロバートのスリービング

片手のみで、コインを指先に持った状態から中指で弾いて、袖の中に投げ込むスリービング技法。筆者が小学生のころ、なぜかこれが学校で流行った記憶があります。

トス・バニッシュ

コインを手から手へ投げ渡すふりをして、消したように見せるバニッシュ技法。コインの隠し方は、フィンガーパーム、クラシックパーム、サムパームなど様々なものが使われる。アルバート・ゴッシュマンが得意とし、多用していた。

ドロップ・バニッシュ

コインを右手人差し指と親指の間に平行に持った位置から、左手に落として消すバニッシュ技法。天海ドロップと同じ。

トンネル・バニッシュ

軽く握った左手拳の、親指と人差し指で形成された穴にコインを押し込んでから、左手を開くと消えているというバニッシュ技法。二川滋夫氏がこの技法の名手である。

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コメント

    • 峯崎浩一
    • 2013年 5月 22日

    マット上でダブルフェイスコインを片面だけしか見せない
    引っくり返す(改めさせる)技法の名称と出典を知りたいのですが
    分かりますでしょうか?

      • Shanla Type2
      • 2013年 5月 22日

      私の知る限りでは、その技法は単に「フォールス・ターンノーバー」としか呼ばれていなかったように思います。カードの同様の技法と同じ名称ですね。
      出典としては、これこそ初出などという話ではなく、単に私が見た範囲で、ということになりますが
      ジョニー黒沼氏のレクチャーノート「Realize」掲載の「Gold Hands」というコインマジックの中で解説されていました。
      また、デビッド・ストーン氏のDVDでも見たことがあります。
      上の2つは見た目はほぼ同じ動作ですが、それぞれ方法は異なります。

    • 峯崎浩一
    • 2013年 5月 22日

    ありがとうございます。二川さん、荒木さん、カウフマンの本にも載ってなくて
    かなりマニアックな技法かと思ってました。ストーン氏で調べてみます。

      • Shanla Type2
      • 2013年 5月 23日

      コインのフォールスターンノーバーといえば、マット上で行うもの以外に、両手の間で受け渡ししながらひっくり返すように見せる技法もありますね。
      あれも出典がよく分かりません。ルービンシュタインだったような気もしないでもないですが・・・

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  • 極限まで極められた"The trick that cannot explained"とか、あるいは某マジックバーがやってるみたいな、ガチでマグレに賭けるマジックとかだったら難しいかもね。
    about 1週間 ago
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    about 1週間 ago
  • 確かに今は(少なくともここ1年、恐らくこれからの1年も)運用の割が良い時期だろう。私も去年の8月くらいから始めたけど、年間で15%超えてる。 https://t.co/cWozcmu9RY
    about 2週間 ago

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